●江戸明治和本●徳教篇(児玉南柯)極美本 稀書
【判型】半紙本1冊。縦239粍。
【作者】児玉南柯作・序。
【年代等】文政8年(1825)10月序・刊。[岩槻]著者蔵板。
【備考】分類「教訓」。南柯が岩槻藩領民の童蒙教化のために著した教訓書。序文によれば、ある日の侍読の際、藩主に本書を披露したところ、後日、「此篇は好書なり。板にちりばめて領内の民に施しなば、孝道を教るひとつのたすけともなりぬべし。されども今すこしやはらげて、書をよむいとまなきものゝ耳に入りやすからしめば、いかにぞや」との仰せを頂き、その通りに改訂を施し上梓した。内容は和漢諸書に基づいて孝道を述べたもので育児書ではないが、跋文で「右は、をのれ前に随筆せし物のうちより、孝にかゝれるをのみゑり出てしるせり。かくのみいひては、父母たるものは、子に対し、いかに我まゝにてもよきといふやうに聞ゆれど、父母には父母の道あり。…父母ゆがみくねりて子にむつかしき行ひをなさしめて、孝子の名をあげさするは、父母におゐては恥辱とすべし。…父たるの道をおさめ、をのれが私に勝て、短慮を押へ、疎忽(そこつ)の詞を子に対しても出さぬやうに心がくべし…」と親の心得を縷々述べている。
[備考]本書の版木はさいたま市指定有形文化財(南柯の菩提寺、浄安寺に南柯の遺品とともに保管)。
★原装・題簽付・極美本。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。
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